ロックアップとは「鍵を掛ける」という意味であり、主幹事証券と大株主などのインサイダーが、
「公開後の一定期間、市場で持株を売却しない」旨、公開前に契約を交わす制度である。
公開直後にインサイダーが集中的に大量の株式を売却することによる株価の極端な変動を
抑えるという趣旨があり、会社役員、大株主、ベンチャーキャピタルなど、未公開時の投資家
が対象とされている。
上場後の一定期間に主要株主の保有株売却を制限する仕組みで、期間は、180日とすること
が多い。たとえば、コメ兵の場合、昨年8月の上場で、従業員持ち株会を除く上位10株主が主
幹事証券と180日間、保有株を売却しないことで合意していた。
新規公開株(IPO)投資をする時や、上場間もない銘柄に投資をする時はそのことがよく話題と
なります。
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