投資家が品貸料などを支払って、株式を借りることができる市場のこと。欧米では盛んに利用されて
いるが、日本では整備が遅れていた。しかし、'98年12月施行の改正証券取引法により、証券会社の
付随業務として「有価証券の貸借」が盛り込まれたことから、日本でも貸株市場の整備が本格化する
見通し。貸株市場の貸手は生保や損保などの機関投資家。借り手はヘッジファンドなどの投資家。
その仲介役が証券会社ということになる。
ヘッジファンドの買戻しの時期などには、一旦株価が戻ることがあるので、知っていた方がいいと思い
ます。
最近では松井証券やマネックス証券が、個人投資家が株を貸株市場参加者の金融機関に貸し出し、
預けているだけで金利がもらえるというサービスをやっています。
昔は保護預かり料を払っていたのに比べたら、時代は大きく変化してきたということになります。
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