ニッポン放送、フジテレビ、ライブドアのニュースで話題になることが多いです。 ファンドを率いるのは、その名のとおり、村上世彰氏。83年東大法学部を卒業し旧通産省に入省、
99年にM&Aコンサルテイングを設立しています。ファンド名はMACで、現在500億円以上運用しているそう
です。彼は、米国流の、いわゆる”モノを言う株主”を強烈にアピールし、株式を取得した企業に対し経営上の
提案もします。もちろんモノを言える株主になるためには、それなりの株数を保有する必要があり、中小型株
中心にポートフォリオを組んでいるようです。
その選別は、PBR0.5以下、現金や有価証券を多く保有している好財務企業を20〜30社スクリーンして、
大株主10位以内に入るだけの株式を集めます。そしてその会社に意見しようと言うのが狙いです。
また、豊富な現金を抱えていることは、株主に対して責任を果たしていないともいえます。
そこで、企業に増配を迫ることもあります。最近増配する企業がやたら目立ちますね。
日本医療事務センター、河西工業、生化学工業、東京スタイル、住友倉庫などたくさんあります。
最近急騰していることも多いようです。
MACスモールキャップ投資事業組合、SNFEマックジャパン・アクティブシェアホルダーF
という名称で
四季報CDROMなどで簡単に検索できます。
村上ファンド銘柄では日本証券金融なども注目でしょうか。
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