バブルの代表例としてオランダのチューリップバブルがある。時は17世紀の前半。チューリップの球根
が投機の対象になった。チューリップは16世紀半ばにトルコから西欧に渡来した。直ぐにオランダでは
変種づくりが流行になった。球根が転売されるたびに値が上がった。まれな品種の球根は異常に価格
が跳ね上がり投機の対象になった。同じ球根が1日のうちに10回以上も売買され、球根3個で土地付き
の農家が一軒買えるほど高騰した。
1630年代の中頃になると、たった一個の球根で馬車と馬2頭、そして馬具まで買えるほどになった。
生真面目で実直なオランダ人がなぜ、チューリップに群がるという異様な「陶酔的熱病」に冒されたのか、
本当の理由はいまもって謎だという。
だが、球根バブルはあっけなく崩壊。球根の価値は100分の1の値段にまで大暴落したという。
チュー
リップ・バブル―人間を狂わせた花の物語・・・本当に興味深い話ですね
何でそんなものに熱狂するのかというのは、後になってみるとわかるもの。
日本でも1980年代後半に、土地と株化が青天井で上がり続けるバブルを経験した。チューリップの球根
バブルとそっくりだろう。18世紀イギリスの南海バブル事件なども有名です。
株式投資においても、人間の心理的なことがいかに大切かを教えてくれます。
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