FTの株式投資講座> チャートの歴史
  チャートの歴史
チューリップ・バブル
ブラックマンデー
ニックリーソン事件
92年8月の衝撃
4000円の暴騰
    93年春
3000円の暴落
    93年秋    
急落と急騰の背景
    94年1月
阪神大震災の恐怖
    95年1月
95年七夕の急騰
  日米協調介入
10 山一證券破綻
 97年金融不安
11 華やかなITバブル
  99年の未来図
12 ITバブル崩壊
  2000年の悲観
13 デフレスパイラル
  2003年4月
   
   
   

 
 6 3000円の暴落−93年秋−

 93年の状況から

 93年2月4日 公定歩合引き下げ(3.25%→2.5%)

 93年6月21日 定期預金金利,完全自由化

 93年8月6日 日本新党の細川護煕代表が首相に指名される.自民党は初めて政権の座を降りる

 93年9月21日 公定歩合引き下げ(2.5%→1.75%)

 93年10月26日 JR東日本株上場

 19000円どころを下値に秋までもみ合っていました。92年の14000円台でもう底は打ったという雰囲気も

 ありましたが、11月に入って19000円を割り込んでからの短期間での急落は、非常に強く印象に残って

 います。結局、1ヶ月で3000円以上の下落。11月29日の1000円以上の下げは、まさに市場はパニック状

 態でした。(相場は見てませんが)

 下げ相場は一気にきますので、オプションなどは一日で何十倍にもなる妙味の大きい儲けどころです。

 しかし、それまでに2000円近く下げてきていますので、「もう反発するだろうと」思ってしまうもの。

 そして、大切なことは、当日の安値から3日で2000円以上戻していることです。

 今度は、コールオプションの稼ぎどころ。まあ、こんなことは後になってみれば、「チャンスだったなぁ」

 と思うもの。でも、いつかこの経験は役に立つはず。その時には、大衆と反対の行動が取れるように

 なっていたいものです。

 相場は思いもよらない値段をつけるもの。場の雰囲気に流されないで、冷静に注文を出せるようになり

 たいです。


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