FTの株式投資講座 > 投資の教訓 > 5 アナリストやレーティング
5 アナリストやレーティング、雑誌のすすめなどは無視
株を買い始めた頃はよく雑誌を読んで株式評論家やアナリストなる人たちの意見を読んで投資 をしたりもしました。結局あくまで予想なのであたる時もありますが、全く見当違いのことも多く経 験しました。 結論からするとそう言った人の意見を聞くと耳に残るので、悪影響のほうが多く、時間の無 駄です。だいたいレーティングなどである証券会社がストロングバイですすめていた銘柄が、下 方修正で一気に弱気の見通しに変わるなんていうことを見ると、そんなの自分にだっていくらで も出来るっていう感じです。 以前は株式新聞なるものを読んだりして銘柄選びの参考にしたりしましたが、全く役には立たな いですし、「情報は少ないほどよい」ということを覚えておいたほうがいいと思います。 実は以前ヤオハンという銘柄で痛い思いをしました。雑誌などにもほめあげられて、中国進出 が会社の成長をさらに押し上げる、まだまだ評価不足などの活字が躍っていました。1400円 台くらいで買って結局1000割れでようやく損切りしました。 4桁はさすがに割れないだろうと勝手に思い込み、雑誌や新聞、あるいは本を読み直したりしな がら自分を納得させようとしていたのです。 くれぐれもお金を払って情報を聞いたり、投資顧問なるものに会員登録したりしないようにしてく ださい。1度見通しが当たった人の意見を信頼しすぎて失敗しないようにしたいものです。日 経平均の予測など以前に大底をぴたりと当てていようが、ついていかずに自分で判断すること が大切です。 |